ファイル操作とファイルハンドル

6-1. 標準入出力

Perlでもc言語と同じく、ファイルの入出力にはファイルハンドルを用いる。

ファイルハンドル 意味 内容
STDIN 標準入力 キーボードからの入力や他のコマンドからの出力を受けるファイルハンドル
STDOUT 標準出力 画面を意味するファイルハンドル
STDERR 標準エラー 標準エラー出力を意味するファイルハンド



6-2. open関数とファイルハンドル

open関数を使ってファイルを読み込む場合の構文は次のようになる。

▼ファイルを読み込みモードでオープンする場合 (open命令)
open ファイルハンドル, "ファイル名";

▼ファイルを読み込む処理 (read命令)
配列変数 = <ファイルハンドル>

▼ファイルのオープンを閉じる処理 (close命令)
close ファイルハンドル


6-3. ファイルの読み書き

open関数によるファイルの読み書き操作としては、次のような構文が用意されている。

意味 構文
読み込みモードでオープン open (FH, "file")
open (FH, "< file")
上書きモードでオープン open (FH, "> file")
追加書き込みモードでオープン open (FH, ">> file")
読み書き両用モードでオープン open (FH, "+< file")
open (FH, "+> file")
パイプ出力用でオープン open (FH, "| コマンド")
パイプ入力用でオープン open (FH, "コマンド |")



(FH・・・ファイルハンドル)


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