制御構造

5-1. 真と偽

Perlにおける、真と偽の定義については次のとおりである。

数値の 0 、文字列の "0"、空きの文字列 ""、未定義値
上記以外のもの



制御構造もC言語と似ているが、少し偽に関して受け幅が広くなっている。
(C言語における偽・・・0、真・・・0以外の全て)


5-2. 条件式

条件式についても基本はc言語とほぼ同じである。
構文としては if文 と unless文 の2つが用意されている。
(unless文は if文の逆の意味を持つ)

構文 意味
if ( 条件A ) { 実行A } もし、「条件A」が真であるならば、「実行A」を実行する。
elsif ( 条件B ) { 実行B } もし、「条件A」が偽で、「条件B」が真ならば、
「実行B」を実行する。
else { 実行C } もし、「条件A」「条件B」が偽であるならば、
「実行C」を実行する。



C言語では"else if"だった構文が、Perlでは"elsif"になっているので注意。


5-3. ループ文

ループ文についても基本はc言語とほぼ同じである。

構文名 構文 意味
while文 while ( 条件 ) { 実行 } 「条件」が真である間は「実行」を実行する
until文 until ( 条件 ) { 実行 } 「条件」が偽である間は「実行」を実行する
for文 for ( 初期化 条件式 増減式 ) { 実行 } 「条件式」が真であれば「実行」
を実行し、次に「増減式」を実行する
foreach文 foreach 制御変数 ( リスト値 ) { 実行 } 「リスト値」の要素を順に「制御変数」
セットして、「実行」を実行する



  • foreach文

    例)
    foreach $i (3, 2, 1) {
         print "count : $i \n";
    }

    <出力結果>
    count : 3
    count : 2
    count : 1



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